2017年07月06日

考えの足りない、流山市の「個人情報取扱の手引き」

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 町田市は障害者に配慮した街づくりで先進的な取組みを行なってきたことから、地方自治体の取り組みについて何か調べたい時、私が、まず、調べる地方自治体です。自治会の個人情報の取り扱いについて調べた時も町田市でした。
 町田市は町田市個人情報保護条例を平成元年10月1日に施行(現在の改正:平成28年4月1日施行)し、「町田市町内会・自治会向け個人情報取扱マニュアル 〜預け預かる信頼関係を築くために〜」(町田市町内会・自治会連合会 町田市市民部市民協働推進課)が公開されています。
 流山市の平成29年度自治会懇談会で会場から「個人情報の取り扱いについて参考となる記載がない」と指摘があり、コミュニティ課が「まだ、できていない」という返事をしたことから、「町田市の自治会向の個人情報取扱マニュアルが参考になる」と助言しました。そして5月30日、上の表紙の「個人情報取扱いの手引き」が送られてきました。町田市のマニュアルを知る人間として、流山市のその内容は拙速(稚拙)といわざるを得ないものです。特に気になったのが、その10ページの「自治会世帯(家族)カード 参考例」で世帯主以外に同居の家族、要介護の状況などを記入するものとなっています(町田市の調査票は世帯主名、住所、電話番号を記載するのみ)。
 行政に携わるものには「この書面が市民に渡ったらどのように反応するか」という想像力が不可欠です。流山市の例示する世帯カードの記入は高いハードルがあることは自明で、誰が「全て書こう」という気持ちになるのでしょうか? また、仮に全て記入された情報が悪用された場合、「誰が責任を・・」です。
 流山市では流山市地域支え合い活動が行なわれていますが、その世帯カードはその活動を推進する関係者のバイアスが強く働いているように思われます。
 自治会として最低限必要な情報は世帯主名、住所、電話番号であることから、それを流山市の「個人情報取扱の手引き」の事例として提示すべきであることを理解してくれることを願います。

【流山市】
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【町田市】
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posted by M. Ichikawa at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 南流山通信
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