2012年02月21日

神明堀の構造物、大地震に耐えられるの?

DSCF4253-20120221.jpg
薄いPC板の上につなぎ梁

DSCF4254-20120221.jpg
つなぎ梁の長いことがわかります。

 新東谷調整池整備工事、地盤沈下を起し、発注した流山市の土木部、そして受注した建設業者の技術レベルにがっかりさせられたことを思い出します。現在、この工事はテニスコートとしての整備が進んでいます。
 さて、その隣の神明堀の中に建造されたコンクリート構造物を見て唖然とさせられました。
 12cm厚ほどのPC板を並べて建ててその上に長いつなぎ梁を現場打ちコンクリートで施工した構造となっていますが、手前にそのつなぎ梁を支持する柱的なものが何もありません。この構造では大きな地震が発生したら、開放端となるつなぎ梁の先端が大きく振られて、その下部のPC板が曲げ荷重で破壊することが懸念されます。

 誰がどのような構造計算して、これで大丈夫としたのでしょうか? 

 また、既にPC板から鉄筋の錆と思われる汚れが見えていますが、耐久性は大丈夫なのでしょうか?

DSCF4258-s0120221.jpg
新東谷調整池整備工事の現状

DSCF4255-20120221.jpg
新東谷調整池整備工事の平面図

----------
新東谷調整池整備工事の地盤沈下による被害 南流山通信ブログ
http://s-nagareyama.sblo.jp/article/42314183.html
posted by M. Ichikawa at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54093991
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック