2012年09月10日

流山市の「地域見守りネットワーク」に関する暴走について(4)

 流山市から各自治会に対して「地域見守りネットワーク」の承諾書の提出を促す文書が配布されたことを聞き及びました。
 『流山市地域見守りネットワーク事業実施要綱』の中で地域見守りネットワークの依頼に対して承諾するときは、承諾書を提出とされますが、これは強要される類のものではありません。提出数が少ないことから市が文書により、提出を促したと推測されますが、流山市の自治会を主体とする自主防犯パトロール隊の登録数、全自治会数174に対して、57団体(71自治会)[H24.8.27 現在]であることを考えれば、それよりも様々な観点から難しさの伴う「地域見守りネットワーク」が全自治会で行われることが困難なことは、自治会という組織を理解していれば容易に推測できるはずです。自治会活動を知らない担当者が闇雲に動いているとしか思えません。

流山市地域見守りネットワーク事業実施要綱
(見守りの承諾)
第9条 自治会等又は事業者等は、前条第1項の規定による依頼について承諾するときは、流山市地域見守りネットワーク事業見守り承諾書(別記第7号様式)を市長に提出するものとする。


■ 見守りの実施の内容に関する事項
 「流山市地域見守りネットワーク事業実施要綱」の第3条の見守りの実施の実施の中で「精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者」と書かれています。対象疾患によって一律にはいうことができませんが、この分野は専門的な教育を受けた人でないと対応が難しいケースもあり、対応を誤れば身の危険にも直結します。7月20日の地区社協に対する説明会で市に対してどのように考えているか、保険を例にして問いかけましたが、担当者はこの分野について私よりも知識が少ないようで明確な返事が得られませんでした。(各自治会に上記の文書を出しているところを見ると、その後、何も市では検討されていないと考えるのが妥当かもしれません。)

(見守りの実施)
第3条 市長は、次の各号のいずれかに該当する者であって、市内に居住する前条第1号アの見守り(以下「訪問の見守り」という。)を希望するものについて、訪問の見守りを行うものとする。
【中略】
(4)精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条第2項の規定により、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者であって、当該精神障害者保健福祉手帳に掲げる障害等級が1級又は2級のもの


 新しい事業を始める時は十分な調査を行ない、市民の理解を得た上で取り掛かるべきものです。あまりにお粗末な行政の実態が見えてきて市民として情けない気分になります。


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流山市の「地域見守りネットワーク」に関する暴走について(2) 南流山通信ブログ
http://s-nagareyama.sblo.jp/article/56990279.html
流山市の「地域見守りネットワーク」に関する暴走について(3) 南流山通信ブログ
http://s-nagareyama.sblo.jp/article/57011171.html
流山市地域見守りネットワーク事業実施要綱
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/shakaifukushi/mimamorinetto/mimamori%20youkou.pdf
自主防犯パトロール隊
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/seikatuanzen/bouhan/anzen_patrol/jisyubouhan_patrol/jisyubouhan_dantai.htm
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO123.html
posted by M. Ichikawa at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 南流山通信
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